φ(´∀`へ)へ 死ぬまでに何か書いておこう!! (旧 窓際大学院生のたまには真面目に生きよう。) -5ページ目

英語の訳が難しい。

ここ最近、研究室の先生から

「修士論文の要旨出せ、要旨出せ、要旨出せ」

と言われ続けており、

今までは

(∩゜д゜)あーあー聞こえない聞こえない聞かない

と逃げていたのだが、ついに観念して、昨日提出したのです。


そして、今日、帰ってきたのだが、

英語の部分がわかりにくいから、

他の講座の先生にもわかるように、

「日本語訳にして」って言われたのです。


「日本語訳にして」と言われて、普通の人なら、「訳せばいいじゃん」って思うかもしれないけど、そう簡単にはいかないのです。


だって、

「私」=「I

って簡単に訳せるならいいけど、

科学的なテクニカルタームって、日本語に訳せないことが多いんですよ。

新しい論文で名づけられたばかりの言葉とか、

これって、日本語の訳ってあるのか?

っていう言葉も多いんです。


しかも、

「私」=「I

というように対応した訳が完全にそれじゃないとダメっていうのもあるし……。

まぁ、言ってしまえば、めんどくさいんですよね。


あぁ、やりたくないなぁー。

(って、やらなきゃ卒業できないんで、やらなきゃいけないんだけどね)




お笑い番組、発掘ウソウソ大辞典

日曜日、酔っ払いながら、

国民を騙し、

国民の利益を損ねる

悪名高き番組、

発掘ウソウソ大辞典こと

「発掘あるある大辞典2」を見てしまいました。


で、そのときのテーマは、




「ガン予防」




    _, ._

  ( ゚ Д゚)

  ( つ旦O

  と_)_)

    _, ._

  ( ゚ Д゚)   ガシャ

  ( つ O. __

  と_)_) __()、;.o:。

          ゚*:.




えーと、これは何かのネタですか?


ネタですよね?


お笑いのネタですよね?


だって、花王といえば、

発ガン促進作用の疑いがあるエコナ

という商品を未だに堂々と宣伝、販売している企業でしょ?


国立がんセンター研究所2005年に

舌ガンと大腸ガンの試験で、

舌ガンの試験で発ガン促進の疑いがあると

言っているよね?


しかも、厚労省は、がん促進作用などの追加試験花王に要請しているよね?

この結果って、まだ出ていないんじゃない?


花王の自社研究でもガン促進を示唆しているんじゃなかったっけ?

実験情報も公開していない、

かなり危ない商品でしょ?


そんな消費者がガンになるリスクが高い商品を

堂々と販売し、

金儲けをしている企業がスポンサーになっている

番組が、ガン予防ですか?


しかも、この番組、

前回の紹介した「納豆」は、

大豆イソフラボンの過剰摂取で、

ガンになる可能性があると、

厚生労働省が

発表しているよね?


えぇーと、

これはブラックジョークですよね。


そうに違いない。


だって、

消費者を騙して、

(ガンで)殺して、

金儲けをするなんて、

日本の立派な大テレビ局と

大企業がするはずないですもんね。



まぁ、

アメリカだったら、

集団訴訟が起きて、

潰れているでしょうね。

眠い

もうダメ。

徹夜で

眠くて、体が動かない。

頭の中が茹ってる。

それなのに、実験って……。

 

 

ということで、寝ます。

カエルを殺すカビでカエルが絶滅!?

カエル殺すカビ日本上陸、流行すれば絶滅の危機も

って記事が読売のwebにあったんですが…………


はい、

この記事書いた人は科学オンチですね。

あるいは、一般人なんてバカだから、絶滅という言葉のほうがインパクトがあるから、使用しようと思ったんですね、きっと。

本文に、絶滅なんて言葉は、一つも出こないので、後者のような気もします。

(まぁ、カエルが嫌いな佐和にとっては、あの醜悪なる悪魔の生物はぜひ絶滅して欲しいのですが、大学内ではあまり大きな声で言えません。アフリカツメガエルはモデル生物ですからね)


基本的に、生物は細菌やウイルスの感染症だけでは絶滅しないと言われているんですよね。


その有名な例がオーストラリアのウサギです。


オーストラリアのウサギは、イギリス人がハンティング目的で持ち込んだと言われています。このウサギは天敵がいなかったので、河口湖のブラックバスやブルーギルのように大量繁殖し、農業に打撃を与えるほどになりました。困った人々は、ウサギに確実に感染し、ウサギだけが死ぬウイルスをばら撒きました

ウイルスは、瞬く間に広まり次々とウサギは死んでいき、ウサギは絶滅したかに思えました。しかし、ウサギは生き残り、絶滅をまぬがれたのです。

そのため、いまもオーストラリアに存在し続けています。


このように、生物は未知のウイルスや細菌にさえ抵抗力を持つんです。だから、普通は絶滅しないんです。

(絶滅しないことと、死ぬ個体がたくさんあるということとはもちろん違うよ)


そもそも、多くの生物がオスとメスに別れたのは、個体差を出して、上記のような、ある種のカタストロフィから種を保存するのに適していたからなんですよね。

よく大腸菌をはじめとした菌は自身をコピーするだけだと一般には思われているみたいですが、あいつらだって、他人の遺伝子を取り込んで組換えたりしますから。

(だから、多剤耐性菌が生まれるんですよね。プラスミド外に出したり、入れたりして)


ということで、この読売の記事の見出しは間違いですね。

(と書いちゃったんですけど、WWFのページを見ると、この菌だけで絶滅するとは書いてませんが、このカビで絶滅しやすくなるよ、というニュアンスが感じられます。ということで、佐和の文章だけだと誤解を招く恐れがあるかなぁと思ったり。けど、細菌やウイルスだけでは普通、絶滅する分けないと思ったり。そんなわけで、佐和の言っていること違うだろと思ったら、コメント欄に意見書いてくだされ)


また発掘ウソウソ大辞典かよ!!!


納豆:TV番組でダイエット効果紹介、売り切れ相次ぐ

ということで、「発掘あるある大辞典2」という例の日本全国にデマをばら撒く番組のせいで、スーパーから納豆が消えているらしいです。


きのう、スーパーに行ったとき、おばさんが納豆がないことを店員さんに聞いていたのは、そのせいですか。


それにしても、

あんなテレビの科学的な根拠のない嘘の情報に

踊らされる日本の若い女性って…………。


ちなみに、その番組のメインスポンサーって、

国立がんセンターから、使うとガンになることを示唆されたり、

厚生労働委員会から、「データは不十分」と言われたりした

「健康エコナ」を販売している花王ですね。




本格的に

日本は終わりのようです。







関連URL

揺らぐ花王「健康エコナ


・農林水産省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」ホームページ:http://www.maff.go.jp/syohi_anzen/isoflavon_qa.html

(引用)


食品安全委員会は、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」の中で、大豆イソフラボンの主たる生体への影響として、以下のとおり、エストロゲン受容体を介する作用を挙げています。


エストロゲン受容体を介する作用


(1) 「大豆イソフラボンは植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)と類似しエストロゲン受容体(エストロゲンレセプター)に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮することが、試験管内の試験や、動物実験で示されている。」


(2) 「これらの効果がヒトにおいても発揮されることが推論されうる。例えば骨粗しょう症、乳がんや前立腺がん等の予防効果が期待されるが、一方、乳がん発症や再発のリスクを高める可能性も考えられる。しかし未だ実際に多くの研究が行われている段階にあり、ヒトにおける大豆イソフラボンの有効性と安全性についての議論は確立していない。」