φ(´∀`へ)へ 死ぬまでに何か書いておこう!! (旧 窓際大学院生のたまには真面目に生きよう。) -7ページ目

2006年を振り返ってみよう 短編小説編

ちょっと前から、佐和のブログでは2006年に流行った言葉を多用してきました。

(サイレントマジョリティとか、ジャーナリスト宣言とか、そういえば……など)


そこで言葉だけではなく、今年、佐和の心に響いた小説や映画を紹介しようかなと思います。


ということで、まずは短編小説。


これは文句なく、光原百合の短編小説集である「十八の夏」です。


光原 百合
十八の夏





これは2002年に出版されたものなので、今さら紹介かよ、と思われるかもしれませんが、非常に素晴らしい作品です。


ちなみに、「十八の夏」は日本推理作家協会賞を受賞した作品ですが、佐和としては、「十八の夏」に収録されている他の小説「イノセント・デイズ」が好きです。


この短編小説集に収められている作品は、どれも話の構成がよくできています。つまり、しっかりと複線を張り、それを読者がわかるように話の最後に明らかにします。ミステリにおいては、トリックや複線が現実的かどうかがいつも問題になりますが、そんなことを忘れて読むことができます。


ということで、お勧めなので、ぜひ読んでみた下さいな。





日本への旅行者に「生もの食べるな」と中国政府が言ったってよ

日本への旅行者に「生もの食べるな」と中国政府 (読売)


もっとトンデモナイものばかり食べている中国人には、何も問題ないんじゃないと思った佐和は、きっとネット右翼予備軍。


農薬まみれで、そのまま食べると死ぬからと、現地の人が野菜を二時間ぐらい水につけるのは中国。


アフラトキシンをはじめ、天然の毒物に関して国民の認識が日本より低い国の一つが中国。


寄生虫卵の入ったキムチを日本に輸出した国は韓国。


韓国産キムチに寄生虫卵が入っていたとき、「なあに、かえって免疫力がつく」と記事にしたのは東京新聞。


「農薬などの化学物質には、風邪のような免疫ができないんじゃない?」と思って、佐和の主張がちょっと変と思ったあなたは理系。


けれども、サイレントマジョリティーを考慮すると、佐和の主張が正しいと思った人は毎日新聞と直木賞作家Iのファン。そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。


従軍慰安婦に対する答弁

朝鮮|д゚)カンサツ日記 のところで、従軍慰安婦に関する国会答弁が載っていたので、ちょっと引用してみる。




安倍晋三氏 国会質問


衆議院決算委員会第二分科会 2号 平成09年05月27日


そもそも、この従軍慰安婦につきましては、吉田清治なる詐欺師に近い人物が本を出した。この内容がもう既にめちゃくちゃであるということは、従軍慰安婦の記述をすべきだという中央大学の吉見教授すら、その内容は全く根拠がないということを認めております。しかし、この彼の本あるいは証言、テレビでも彼は証言しました。テレビ朝日あるいはTBSにおいてたびたび登場してきて証言をいたしました。また、朝日新聞は大々的に彼の証言を取り上げて、勇気ある発言だということを新聞紙上で扱って、その訂正はいまだかつて一回もしていない。テレビ局も新聞もそうであります。しかし、今は全くそれがうそであったということがはっきりとしているわけであります。この彼の証言によって、クマラスワミは国連の人権委員会に報告書を出した。ほとんどの根拠は、この吉田清治なる人物の本あるいは証言によっているということであります。その根拠が既に崩れているにもかかわらず、官房長官談話は生き、そしてさらに教科書に記述が載ってしまった。

これは大変大きな問題である、こういうふうに思っております (引用)



ということで、今年の名言

   ↓

ジャーナリスト宣言(朝日新聞)


(追記)

きち@石根  で、

判決悪用必至。事実なき報道・・南京注意報・・・・百人斬りとか  

という記事が……。

今年の名言


 ↓

言葉の力を信じている(朝日新聞)



  


ゆとり教育のゆとりって何?

授業時間増などが柱 教育再生会議第一次報告 (産経)

教育再生会議:素案提示も、委員から不満続出 (毎日)


ということなんだけど、ずいぶんと毎日新聞とのトーンが違うんで、ちょっと笑ってしまう(どっちの記事が笑えるか明言しないよ。ちなみに創価学会による創価学会のための新聞である聖教新聞を印刷しているのは毎日新聞で、もうすぐ創価学会に乗っ取られそうです)


これらの記事を見て、すぐに気づくと思うんですけど、未だに「ゆとり教育」を改めないんですね。


いいかげん、文部科学省は自分たちの誤りを認めて、とっととゆとり教育をやめさせろと佐和は思うわけです。


第一、「ゆとり」、「ゆとり」って何のことを言っているのでしょう?


「ゆとり」というものは、それ自体だけで、感じることが出来るものではないでしょう?


そもそも「ゆとり」とは、相対的な言葉です。例えば、数学や科学のように厳密な絶対的な言葉は使用しません。今日の生活は20%の「ゆとり」だったなどとは、間違っても使用しません。


すなわち、「ゆとり」とは相対的な言葉で、比較対照が必要なのです。

過去の自分の経験と現在の状況を照らし合わせることによって、「ゆとり」を感じことができるのではないでしょうか?


自分自身の限界まで何らかの努力をしてこそ、はじめて、日々の生活の中で「ゆとり」を感じることができるのではないでしょうか?


はじめから、楽なことをしていては「ゆとり」など感じられない。

それはただ「なまけ」ているだけではないでしょうか?


現在の小中学校の教科書を見ると、

この「なまけ」があるだけで、

「ゆとり」教育をしているようには見えません。



そんなわけで、日本が滅びる前に、とっとと「ゆとり」やめると言えって話です。




肥満は腸から

肥満、腸内細菌で決まる?米ワシントン大

という記事が読売新聞にありました。


まぁ、いつものごとく、佐和はまだこれが載っているNATUREの論文を読んでいないわけですが、これは凄い納得できるんですよ。


何故かっていうと、これに似た健康法がすでに周囲に広まっているからです。


現在、普段から腸内細菌叢のバランスを正常に保つことで、免疫力を高めようという考え方があります。そのため、善玉の腸内細菌を増やすオリゴ糖やヨーグルトを食べましょうという、アレです。

プロバイオティクスのことです。

(ちなみに、プロバイオティクスの反対語は、アンチバイオティクスで抗生物質のことです)


それで、このプロバイオティクスは、もちろん人の健康を増進させるため試されていますが、それ以上に大規模に行われているのが家畜でなんです。


家畜の肉質は当然、その家畜の健康状態に左右されます。


そこで、現在、行われているのが、家畜に抗生物質を与えることなんです。

しかし、これは抗生物質の多くに耐性を持つ多剤耐性菌(MRSAなど)を生み出し、環境への影響もあることから、禁止した方がよいという議論が行われています。

事実、EUなどの諸外国では、すでに禁止されていたと思います。


じゃ、どうするかというと、

ワシントン大学の実験と同じように、

細菌を家畜に飲ませて家畜を健康にする

という手法が取られています。


生菌剤といって、すでに日本でも販売されています。



ということで、痩せるというか、肥満じゃなくするというか、健康になるためには、まずは体内にある腸から考えるといいのではないでしょうか?

よく言うじゃないですか。

「外見よりも中身だ」って。


えっ、それは意味が違う?


ちなみに佐和はちょっとポッチャリした女性の方が好きです。


えっ、誰もそんなこと聞いてませんか?


そうですか、そうですか……